|
空気は温まると体積が大きくなります。容積式(レシプロ、スクロール、スクリュー等)コンプレッサーの場合、吸い込み空気の体積が大きい場合、圧縮後の絶対容量は少なくなります。
対策はコンプレッサー室の温度を上げないことです。
、具体的には、ダクトや換気扇を使用し、コンプレッサーの排熱を室内にためないことです。
省エネのためにコンプレッサー室にエアコンを設置いている現場を見たことがありますが、エアコンの消費電力のほうが大きいので、無意味です。
コンプレッサー内部の温度が高くなると潤滑油の劣化、コンプレッサーの停止などの故障につながりますので注意してください。
また、一般的なコンプレッサーは周囲温度は40℃以下の環境に設置することを前提として設計されています。40℃以上の環境に設置せざるを得ない場合は、ドライヤーを含めて高温仕様等、機種選定時にメーカーに相談してください。
|