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このページはTESとやまが提唱する「エコ・レギュレーション (Eco Regulation)」についてご説明いたします。
【エコ・レギュレーション(Eco Reguulatiom)】
この言葉を初めて聞くという方が多いと思います。
それもそのはず。
「エコ・レギュレーション (Eco Regulation)」とは、私たちTESとやまが提唱する事業場の設備運用に関する新たな考え方、造語です。
設備(製品)は、市場ニーズに沿って、それぞれのメーカーが最適と判断した内容・仕様で製品化されます。
この製品を現場では単体もしくは組み合わせて使用し、目的を達成させます。
単体で使用するものとしては、エアコン、換気扇、コンプレッサーなどが考えられます。そう、皆さんが使用しておられる機器すべてを指します。
でも、ここで考えてください。
1つの製品を作るためには、数多くの生産機械(製品)を使用していますよね。
例えば、複数の生産機械、コンプレッサー、照明、空調・・・
効率よく生産、不良品を作らないためには、それぞれの工程、機械間の調整、言い換えれば次工程にどう引き継いでいくかの調整が重要になります。
そう。リレーに例えるとバトンパスです。
優秀な走者を集めてもバトンパスがうまくいかなければ、結果は一目瞭然です。
また、走者それぞれが優秀でもチームとしてのまとまり、コンセンサスがなければ、良い成果を得ることができませんよね。
設備も同じです。
省エネ機器(単体)の購入・設置は省エネにつながります。機器更新できる方であれば簡単に省エネできますね。
しかし、
私たちTESとやまは、
・ 現在の設備を有効に活用する
・ 費用対効果の高い省エネ
・ お客様の安定操業
を第一に、省エネのご提案をさせていただくことが基本理念です。
まずは、今ある設備の能力を最大限に活かし、最大限の省エネ効果を目指すために、調整、設定、運用変更等の見直しの提案をさせていただきます。
すなわち、各機器もしくは相互の調整(レギュレーション)によって省エネ効果を得るためのご提案なのです。
よく似た言葉に「省エネチューニング」があります。言葉の意味としては「チューニング=調整」です。
しかし、あまり機器に手を加えず、それぞれの製品の分担、バランス、引継ぎ条件を再検討し、整える、調整により省エネ効果を得ていく手法という意味で、あえて「エコ・レギュレーション」という言葉を作りました。
自己満足といえばそれまでですが、私たちTES富山のささやかなこだわりです。
もちろん、エコ・レギュレーションですべてが解決するとは思っていません。
次のステップは、「小修理→機器更新」となる場合もあります。
でも、もう少しだけ、愛着のある設備に頑張ってもらいたいとは思いませんか。
微力ではありますが、お手伝いさせていただきます。
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2022年5月 |
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