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蒸気
インターネットを検索したり、省エネ関連雑誌などには、機器別に多くの省エネ情報が掲載されています。
ここでは、一般的な設備について皆様がチャレンジ出来そうな項目を掲載させていただきます。
そうです。「エコ・レギュレーション」ですので、機器(本体)更新については触れません。
ここでご紹介するのは、あくまで一般的な項目です。何故か?
それは目的や設置環境、機器等によって効果的な方法か全く異なるからです。
既に実施されていること、シミュレーションをしてみないと効果がわからない、そもそも検討する価値がないなど、お客様の環境によって千差万別なのです。
また、すごくニッチな事項であり、この場でご紹介できない事項もたくさんあります。
真剣に省エネに対して取り組みたいと思われるのであれば、一度お問い合わせください。
【蒸気系統】
蒸気ボイラーを使用して作成した蒸気の省エネ項目です。蒸気の持つ熱エネルギーに対する省エネと、蒸気の質向上による副次的な省エネ効果が期待できます。
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蒸気配管の表面温度は100℃を超えます。
原則、蒸気配管、弁などについては保温をしましょう。
一般的には蒸気圧力や配管サイズなどによって経済的な保温材や厚さがあり、その値を目安に施工されています。
数十年前は燃料代も安かったので良かったかもしれませんが、燃料代が高騰するとその目安も変わってきます。
また、保温材の性能も永久ではありません(劣化します)ので、定期的な見直し、確認も必要になると思います。
省エネ、火傷防止のためにも蒸気配管、機器については、可能な限り保温をしましょう。 |
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蒸気は圧力が高いほど温度も高くなりますし、蒸気を作るためのエネルギーも若干大きくなります。
必要最小限の圧力にすることにより、配管放熱などの損失が少なくなります。
また、圧力を変化(減圧)させることで蒸気の質が向上しますので、省エネ以外のメリットが生じる場合もあります。
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蒸気漏れは音で比較的簡単にわかります。しかし、蒸気は無色透明ですので漏れている場所はわかりにくいこともあります。うっかの指を近づけるとやけどをすることもありますので注意が必要です。 |
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蒸気は配管だけではなく弁やスチームトラップ、逃がし弁などいろいろな部品で構成されています。
蒸気漏れは省エネに反するだけではなく、保温材の劣化やボイラーの水処理コスト増、工場内の環境悪化にもつながります。
蒸気漏れがないか、スチームトラップが正常に機能しているか等の定期的な点検も必要です。
スチームトラップの方式によっては漏れ続けている状態が正常であることもありますので、知識が必要です。 |
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